「風のように生きる」を見つける
参加型コミュニティ

未来に残せる地域コミュニティとはどのようなものだろう?

こんにちは。ユノートルです。

いつも風の谷U2ラジオを聞いていただきありがとうございます。

今回のテーマは地域コミュニティの未来について、自分が今考えていることをお話ししたいと思います。


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さて、地域コミュニティについてのお話しなのですが、ちょっと範囲が広いような気がしますので、自分が今進めている「風の谷U2コミュニティ」という地域コミュニティを中心にお話ししたいと思います。

自分たちが進めている地域コミュニティはどのようなものかというと、以前お話しした「風の谷プロジェクト」でも書かれていましたが、ほとんどゼロから作り上げた方がいいと思ってます。旧来の商店街の再生とか、町屋のリノベーションといったものとはちょっと別で、お店や会社などがほとんどない状態からの地域創生プロジェクトになります。

どうしてゼロに近い状態からスタートしたのかというと、自分たちが一番大切に考えていることが「ほどよい距離感」であって、権力だったりお金だったりとそういった力関係や組織のようなものが地方といえど、まだまだ幅をきかせているところが多いと感じているので、なるべくそういった影響を受けないで、コミュニティで活動している人たちが「ほどよい距離感」でいることが、ゼロに近い状態からスタートすることで実現できるのではないかと考えたからです。

「ほどよい距離感」を大切にしている理由なのですが、これは多くの人が望んでいると思っているから。自分もそうなのですが、多くの人が「ほどよい距離感」を大切にしてくれる場所を望んでいると思ってます。みなさんもそうじゃありませんか?

サードプレイスなんて言葉もありますが、「ほどよい距離感」を大切にしてくれる場所があったら絶対に必要とされると思っています!

田舎というと、地域のつながりが強いと言われ、それは時に良かったり、時に嫌なことだったりしますよね。都会ではつながりはあんまりなく、うざくはないんだけど、ちょっとさみしかったり。都会でも田舎でもないくらいの場所なら、程よくなるかというとそういうわけでもなく・・・。だったらゼロベースでつくっていった方がいいと。そしてゼロベースでつくるとしたら、すでにいろいろあるところではない方がいいんじゃないかと思って、「風の谷U2コミュニティ」はそういった場所で作り始めています。

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「風の谷U2コミュニティ」がある程度カタチになったとして、それはたまたまできたというよりも再現性がある方がいいと思っています。再現性があればいいコミュニティであると思ったら、また作ることができますからね。

ほどよい距離感があり、それが多くの人に必要とされ、再現性があるような地域コミュニティができれば、それは都会のコンパクトシティとは違った、もう一つの生き残れる場所づくりにつながるんじゃないかと思っています。

もう一つの場所づくり・・・ユノートルのミッションでもありビジョンでもあります。

自分たちは、このプロジェクトをスタートするために意識したことは3つあります。

①始めるのに大きなお金をつかわない
②自然の景観が美しく、ほどほどに便のいい場所である
③持続性のある循環社会を目標とする

誰にでも作れる可能性があり、人の手があんまり届いていない場所で、これからの新しい文化を持った人たちでつくっていくことです。


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3つのことについて、それぞれちょっとずつお話ししてみます。

今までの地域コミュニティがスタートするパターンは、主に行政主体の箱物を作ることでの地域創生だったり、商店街再生や空き家などのリノベーションをベースにした街づくりなどが主だったように思います。

こちらはこちらで成功例もあったりもしてひとつのパターンだったりもしますが、自分たちが取り組んでいることはお金をかけない取り組みです。儲からないがベースになっています。笑

スモールスタートといってなるべくお金をかけずに小さなところから始めていくといった内容でもありますが、自分はもうちょっとだけ違った考えがあってお金も儲けようとしないといった考え方。

こんな話をすると、お金を稼がないで何言ってんの!甘えたことを言ってんじゃないの!などと鬼の首をとったかのように怒られることもあるんですが(笑)、まーまー、ちょっと待ってよと。何も働かないなんてこれっぽちも言ってないじゃない。お金儲けを第一に考えないよって話をしてるだけですよと。お金は便利なツールだけど、お金を稼ぐなら地域コミュニティは向いてない。だからお金儲けではなく、末長く持続できる暮らしを見つけましょうよって言った内容なんですよーと。

ちょっとは落ち着いたでしょうか。^^;

さてと、持続しながらコミュニティをつくっていける場所としてカフェを始めたのですが、自分たちはまずは軒先カフェで始めて徐々にお客様を増やしながら、所有地にあるお茶工場をリノベーションしてU2KANAYAをつくりました。自分たちの土地や建物なので家賃などはかからず、内装などもなるべく自分たちでDIYしてつくることで、お金をかけずにスタートすることができました。

ひとつめの始めるのに大きなお金をつかわないは、大きなお金も儲けられないけど、代わりに持続しやすい環境がつくれておすすめです。


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ふたつめの場所については、たまたま自分たちが始めた場所がそうだったのですが、やってみてすごくいいなぁと思ったので、こちらもお話しします。

「風の谷プロジェクト」では「良いコミュニティである前に良い場所である。」ということを大切にうたってます。自然豊かで鳥のさえずりや水のせせらぎなどを感じられる場所がいいと。

まー、地域コミュニティなんてだいたいそんな場所が多いんですけどね。笑

人間だけが便利で長生きだけしていくことを目的とするなら都会のコンパクトシティ化でいいと思います。ただ、それだけの未来の形には、多くの人は不安や反感をおぼえると思います。
やはり、自然や動物、植物と一緒に生きていく、エコシステムのようなものを私たちは最終的には目指さないと、けして幸せではないと思うんです。

そういった意味でも、今自分たちが暮らしているような、美しい自然のある場所で良いコミュニティをつくっていきたいと思ってます。
ただ、やっぱり少し便のいいところで始めていかないと・・・、そこに行くまでにすごく手間がかかってしまうような場所から始めるのはちょっと難しそうだと思います。

いつの日かそんな場所でも素敵なコミュニティは作れると思いますが、まずは程よい便のいい場所からの方が始めやすいと思ってます。

そして3つ目の循環社会についてですが、こちらについては少し説明するのに時間がかかりそうなので、次回でゆっくりと説明したいと思います。

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今日は、これから支持されていく地域コミュニティとはどのようなものかについて、自分なりに考えていることを話させていただきました。

次回でもこの話の続きについて説明させていただければと思います。このブログやラジオが役に立っていければいいなぁと願っています。

あなたにとっての、もうひとつの居場所に。
ユノートルでした。

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未来に残せる地域コミュニティとはどのようなものだろう? - 風の谷U2ラジオ | stand.fm 地域コミュニティの未来の形を考えています。 まだまだ試行錯誤中ですが、今考えていることをまとめてみました。
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