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参加型コミュニティ

コミュニティは会社2.0になれるのか?

こんにちは。ユノートルです。

いつも風の谷U2ラジオを聞いていただきありがとうございます。ブログの方もありがとうございます。

今回のテーマは前回からの続きですが、自分がコミュニティをつくろうとしてる理由について。会社経営の続きのようなものとしてコミュニティを考えているといったお話の続きです。ゆっくり聴いてもらえたら嬉しいです。

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前回お話ししたように、自分にとってのコミュニティ運営は会社経営の続きのようなものと考えているのですが、こと中身についてはコミュニティと会社は似て非なるものと思ってます。

自分はいわゆる上司や部下だったり、クライアントと下請けのような関係性にストレスのようなものを多く感じてきたので、コミュニティについてはなるべくそういったものと遠いものとして考えようとしています。

縦の関係よりも横の関係を重視していて、ハラスメントや忖度といったものが起きづらくなるといいなぁと考えていますが、果たして上手くいくのでしょうか?

それについては、やってみないと分からないというのが正直な気持ちですが、まずは会社とコミュニティの違いのようなものを少し解像度を高くして説明してみようと思います。

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コミュニティといってもそのカタチは様々あると思っていて、大きな意味では会社もコミュニティのひとつだと思います。なのでコミュニティと一括りに言うと、それぞれ相手によって想像するカタチが違ってくるので、ここで言うコミュニティというものは自分にとっての居場所のようなものだと思っていただけたら幸いです。

最近では会社をDoの場所と言ったり、コミュニティをBeの場所といったりと区分けしてたりもしていて、それが今のところは一番分かりやすいのかなぁと思いますが、簡単に言えば会社は目指すべきものを成し遂げるためのチームといったもので、コミュニティは居心地の良さがあって自分の居場所のような集まりの場といったようなものといったら分かりやすいでしょうか。

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自分の考える会社とコミュニティの違いも概ねこのような感じなので、タイトルにあるコミュニティは会社2.0になれるのか?と言われたら、それはちょっと難しいかなぁと思って、自分的には会社とコミュニティを併用して使うのが一番いいんじゃないかと考えています。

世界が多様になってきたこともあって、会社も以前のようなガチガチの縦社会のようなものではなくなってきました。じゃあ横の構造になってきているのかというと、それもまた難しくさまざまなルールや契約を用いてなんとか目的を達成するための組織を保っているような状態だと感じています。

この社会を私たちは生きていますが、その生きている意味は自己実現といった自分の欲求以外に何があるかと問われたら、ひとつは生活のためのお金を稼ぐこと、もうひとつは社会のインフラを協力しあって作っていくことだと自分は考えていて、前者は会社、後者はコミュニティがやりやすいのかなぁと思っています。自己実現といった達成感も会社やコミュニティの併用で成し遂げられたりもするでしょう。

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自分が考えている、今のところの理想的な生き方は、全てをお金の上のプラットフォームにするのではなく、お金から離れたところでもできるプラットフォームを用意することで、ストレスを軽減したりバランスを取りやすくしようという考えです。お金から縛られないようにするためにはどうしたらいいでしょうか?

最大の投資は分散することだといろんなところで言っているように、自分の人生も分散していろいろな可能性を用意しておくことが大事なんじゃないかと。そのための大きな枠組みとしてさまざまな会社やコミュニティを社会では用意していく必要あって、多くの会社やコミュニティを選べる状態にして、いくつもの可能性を用意しておきリスクを分散していくのがこれからはいいんじゃないかと思います。

縦の関係である会社は契約、横の関係であるコミュニティは所属といった考えで、会社ではその対価としてのお金を得られ、コミュニティではその対価としての信用を積み重ねていくカタチになっていくのでしょう。いくつもの会社と契約し、いくつものコミュニティに所属しながら、お金や信用をためながら自分らしく暮らしていくといった社会が、これからのスタンダードな生き方になるかも知れませんね。

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今までの、ひとつの地域コミュニティとひとつの会社に属して暮らしてきた考えは、分散的に複数の会社やコミュニティに属していくといった考え方に変化していき、多様ながらも暮らしやすいシステムができていくんじゃないかと。そう自分が考えてアクションをし始めています。

おそらくは大きな会社はその運営をしやすくするためにも、いくつかのコミュニティと連動することを考えるだろうし、そういった意味でも今からコミュニティづくりに力を入れていくことは自分的には十分に意味のあることだと考えています。会社経営を失敗したからこそ、その向こうにあるコミュニティの可能性をすごく感じています。

自分が考える会社2.0とは会社とコミュニティが一体となって、よりよい社会をつくっていけるような体制のことを考えています。お金とトークン、会社とコミュニティ、自然と共存しつつ美しい社会をつくっていくためにテクノロジーをうまく使っていけたらと考えています。

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今日は、コミュニティは会社の新しい可能性になりうるのかということについて話してみました。会社は社会という言葉を反対にしたもので、本来社会のためにあるもので、暮らしをより豊かにするものであるべきだと思っています。

会社でいろんなものごとを達成していくことが、よりよい社会につながっていくためにも、コミュニティというものを進化していくことが重要になってくると考えています。

次回ではコミュニティが本当に自分の居場所になりえるのかについて、僕なりの考えを話せれたらなぁと思います。このブログやラジオが少しでもお役に立てれば幸いです。

あなたにとっての、もうひとつの居場所に。

ユノートルでした。

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コミュニティは会社2.0になれるのか? - 風の谷U2ラジオ | stand.fm いつも風の谷U2ラジオを聴いていただきありがとうございます。 今回はコミュニティは会社の新しい可能性になりうるのかということについて話しています。 このラジオが少し...
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