こんにちは。ユノートルです。
いつも風の谷U2ラジオを聞いていただきありがとうございます。ブログの方もありがとうございます。
今回のテーマも前回に続いて自分が主に活動をしているコミュニティについてのお話です。前回はフィナンシェというサービスの中にあるSWCというコミュニティについて話しましたが、今回はワセイサロンというコミュニティについてのお話しです。ゆっくり聴いてもらえたら嬉しいです。
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ワセイサロンについてお話ししたいのですが、自分は4月から入ったばかりのまだ在籍期間も少ないので、そんな初心者メンバーの一人としての肌感だと思ってもらえればと思います。
そんなワセイサロンですが、先に話したSWCのコミュニティと比べると、簡単に言えることではないのですが、例えるならSWCは学校やサークルみたいな雰囲気があって友達のような感覚のメンバーが多いのに対して、ワセイサロンはトレセンや塾のように目的をもった仲間達の集まりみたいに感じています。いや、ワセイサロンも友達感覚で話せる人ばかりですが。笑
決して厳しいルールや目標みたいなものがあるわけではないのですが、人と人がコミュニケーションをおこなうということに対して、きちんとリスペクトがあるというか・・・相手のことをおもんばかれる人たちが多く、そして自分もそういう人間でありたいなぁと考えさせられることが多いです。
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さて、ワセイサロンとはなんぞやとそもそも知らない人もたくさんいると思うので、簡単に説明をします。(といっても新参者なので分からないこともいっぱいありますのでご容赦を。)
ワセイサロンとはコミュニティ運営やメディア運営をされている鳥井弘文さんという方を中心に活動しているオンラインサロンです。『私たちの“はたらく”を問い続ける対話型コミュニティ』というコンセプトを掲げ、セミナーやイベントのような一回限りの出会いだけではなく継続的な関係性を創り出し、信頼し合える仲間と共に歩んでいく機会を大切にしていきたいという想いのもと運営されています。
そういったコンセプトを掲げているので、このサロンは人数を150名以下に抑えながら、少人数の対話型のコミュニティとして丁寧な活動をしています。
もう少しだけ話すと大切にしている価値観に、誠実であること・簡素であること・健康であること・自然であること・尊重すること、といったことがあります。またサロン会費もあまりかからず、このサロン自体がビジネスモデルというわけではなく、大切な仲間達が集える場所のようなもののためにあるように感じられます。
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そんなワセイサロンのイベントの中心は、やはりみんなで問い合うこと、対話がメインとなっています。イベントで最も多いのは読書会。哲学書のようなものから村上春樹まで、読み応えのある本をセレクトしてみんなで読み合い語り合うといったことを楽しく行なっています。最近ではAIのことやローカルのことだったりと読書会以外でも深く語り合ったりできるので、イベントに参加したりアーカイブを見たりして多くの学びを得ています。
そういった内容が中心となっているので、まだまだ全てを見ているわけではありませんが、ワセイサロンメンバーには物事を深く考えたいという欲求をもった人たちが多いように感じられます。みな哲学者のように・・・いや、もっとライトな感じですが。笑
なかなか上手くできているなぁと思うところは、このイベント内の対話することへのアプローチ。それぞれのメンバーの人たちがきちんと聞いて、きちんと話すことができる設計がしっかりと出来ています。メンバー達のリテラシーの高さも相まって、ただの読書会のようなものがかなり面白いイベントへと昇華されたりと、対話型のコミュニティとしてかなり完成されているなぁと、すごく学びになっています。
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まだ半年も在籍していませんが、このワセイサロンの凄さのようなものを日々感じています。
で、そんな学びもきちんとできる場でありながら、その懐の深さというか、居心地の良さというか、そういったものも併せ持っているこのコミュニティの魅力の秘密は、やっぱり鳥井さんにあるのかなぁと感じています。
インプットもアウトプットもすごい量の鳥井さんは、半分はAIなんじゃないかと疑うくらいです。笑
それほど学びも活動もしっかりとされています。
ただ、自分が鳥井さんに魅力を感じているのは、それだけの頑張りをしている向こうに一種の諦めのようなものを感じることです。
おそらくは素晴らしいコミュニティというものは幻想のようなもので、簡単に壊れてしまう泡のようなものなんだろうなぁと思っているんじゃないかと、そう勝手ながら感じています。
だからこそ一生懸命向き合っているといった、壊れたりなくなったりしてしまうことが分かっているから、だからこそそこに向かっていくといった覚悟のようなものを感じています。
だからといって悲壮感でいっぱいかというと、そんなわけではなく、その過程も楽しみつつ、なんだかんだいってそれを一緒に楽しんで向かってくれてる仲間達も増えつつあるんじゃないかとも、新参者ながらもはっきりと感じています。
鳥井さんの遠くからもしっかり見守っていてくれる、そんな素敵な距離感にコミュニティのリーダーとしての目標のとなる理想の姿を重ねています。
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コミュニティの可能性については一種の諦めのような感覚があると鳥井さんはラジオでも話していましたが、今のワセイサロンを見ているとそんな鳥井さんの諦めすら超えてくる、メンバー達のそれぞれの自発的な活動がすごくて、何か新しいことが始まりそうな気配がプンプンします。いや、ホント、そんな勢いを感じてます。
SWCもそうですが、このワセイサロンも僕の想像を大きく超えて、コミュニティの可能性のようなものを、とてもはっきりと感じさせてくれてます。
主にオンラインでのお付き合いの多いコミュニティ活動ですが、これからリアルなイベントも少しずつ開催されていきます。またオンラインとは違った、肌身で感じるコミュニティメンバーとの対話も楽しみにしています。
自分は人とはほどよい距離感でいたいなぁーという思いが強く、これからつくるコミュニティも基本の考えはサードプレイスのようなみんなの居場所づくりで、ほどよく馴れ合わず、でも大事なところは支え合えるくらいのコミュニティを考えています。
ただ、ワセイサロンのようなコミュニティをみてると、さらにもっと深く対話していたいなぁーという想いもでてきたりと、コミュニティに参加してると新しい自分が見つかったりして、それもなんだか面白いです。
これからのワセイサロンの可能性にとてもワクワクしています!
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今日は、鳥井弘文さんを中心に活動しているワセイサロンというとても素敵なコミュニティについてお話しさせていただきました。
次回ではそんなコミュニティの未来の可能性、必要な理由についてお話ししたいと思います。このブログやラジオが少しでもお役に立てれば幸いです。
あなたにとっての、もうひとつの居場所に。
ユノートルでした。