「風のように生きる」を見つける
参加型コミュニティ

「風のように生きる」とは?

こんにちは。ユノートルです。

いつも風の谷U2ラジオを聞いていただきありがとうございます。ブログの方もありがとうございます。

今回のテーマは風の谷U2で大切にしているカルチャー「風のように生きる」についてお話ししたいと思います。風のように生きるってどんなこと?それが今なんで必要なの?といった疑問にちょっと答えていきたいなーって思っています。今日は少しふわっとしたお話しになると思いますが、ゆっくりと聴いていただけたら嬉しいです。


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私たちがこの地でやろうとしている風の谷U2というプロジェクト。これは自立した田舎のような場所をつくっていくということなんですけど、それはあくまでも仕組みみたいなものが中心となっています。私たちができることは、プラットフォームづくりであって、宗教のような心のよりどころをつくっているわけではないので、どのような仕組みをつくればいいのかを日々考えています。私たちがやれることはベースづくりであって、みんなが楽しく暮らしていくためには各々の自立した考えや行動がともなって初めて成立するものだと思っています。

そういったことを踏まえて今日は聴いていただきたいのですが、いろんなことがやりやすい美しいプラットフォームをつくることが私たちの主な役割で、その舞台でどのような物語をつくるかは参加者それぞれだと思っているという前提で、僕はそのプラットフォームにはカルチャーのようなものが必要だと考えていて、この風の谷U2というプラットフォームのカルチャーとして「風のように生きる」を提案したいと考えています。

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「風のように生きる」というカルチャーとはどのようなものなのか?を語る前に、なんでそういったカルチャーが必要だと考えているかをお話ししたいと思います。

このラジオをお聞きの方ならよく聞く、会社とコミュニティの違い。それはDoやBeといったもので形容される、目的と居場所の違いのようなもの。そして自分はそのDoといった目的に対してはルール、Beといった居場所のようなものに関してはカルチャーが大事だと考えています。目標を達成するためには、それを成し遂げるためのロジックがきっとあると思うし、ロジックを成立するための公式にはルールといったもので管理するのが一番てっとりばやいし成功しやすいと思います。それに対して自分の居場所のようなものをみんなでつくろうとした時には、ルールのような厳格さを求めるものよりも余白のあるカルチャーの方があっていると僕は考えています。


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ここでいうカルチャーとはどのようなものなのでしょうか?カルチャー=文化といったことなのですが、あなたはどのように考えているの?と言われたら、僕はさらりとしたTシャツを身に纏っているようなものと考えていただくといいのかなぁと思っています。なんとなくですがルールは絶対的なものでスーツのようなものをきっちりと着こなして、そして対してカルチャーは、その形をやわらかく少しづつ時代に合わせて変わっていくようなもので、Tシャツのように気軽に着ればいいのかなーって考えています。

なので自分は風の谷U2のカルチャーは自分の心の中にふわっとありつつ、みんなでより良いものとして作り続けていくものだと考えていて、私たちはこの風の谷U2のカルチャーのベースとして「風のように生きる」を提案し、それを自分に問い続け、みなと対話しつつ、より美しいものとしてつくっていきたいと考えています。


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さくっと簡単に話してしまいましたが、実はルールよりもカルチャーを作る方が大変だと考えていて、時間をかけて作り上げるものなので、とても難しくとても根気のいるものだと思っています。デザインをやっているので似たようなものがあるのを知っているのですが、他の言い方をするとすればそれは「ブランド」といったもので置き換えてもらえるとちょっとは分かりやすいかなぁと思っています。

コミュニティの考え方は様々で、もちろんDoといった目的型のコミュニティも数多くあると思うので、このカルチャーというものがどれだけ大事なのものと考えたら良いのかは今の段階ではなんとも言えないのですが、自分はすごく大事なものと捉えていて、ともすればビジネス型のものにもこれは大事になってくるとさえ自分は感じています。自分の中でブランディングにはカルチャーが切っても切り離せないものと思っていて、でも多くのビジネスの世界ではその仕組み上つくりあげていくのがとても難しいものだとは分かっているので、ブランド作りは一部の選ばれし企業にのみ通用していると感じています。

裏をかえせばブランディングは多くの企業にとっても実は必要なもので、それを上手く取り入れることができればきっといいと思っています。実は僕はここに会社とコミュニティのうまい接点のようなものがあると考えていて、お互いウィンウィンな関係を構築できると考えています。この話についてはいつか詳しく話したいと思います。

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さて、前振りがながくなってしまいましたが、私たち風の谷U2ではそういったいきさつもあって「風のように生きる」をカルチャーにしようと考えていて、日々この考え方がどのように浸透していくかを問い続けています。

それでこの「風のように生きる」ということなのですが、いったいどのようなものかというと、私たち風の谷U2の公式サイトにはこのように記しています。

【2024年、世界は風の時代に変化していくと言われています。 
「物質的な豊かさよりも、知的な豊かさや人間関係の豊かさが求められる。」
ものをつくりすぎたり、着飾りすぎたり、私たちは自分自身を信じていなかったかも知れません。 
これからは、自分とその周りの人の魅力を大切にして、気軽に楽しく生きていきたい。
そんな「風のように生きる」を私たちは見つけたいと考えてます。】

以上がその内容なのですが、時代そのものが風の時代といわれる、物に価値がついた時代から自分自身の考えのようなものが大事な時代になっていて、社会のレールを歩くよりも自分やその周りの人たちの考えを信じ自分らしく暮らしていきましょうねっていうことを簡単に「風のように生きる」とまとめています。

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西洋占星術では今、「土の時代」から「風の時代」への移行が始まっていて、物質主義から知性やコミュニケーションが大事になってくると言われています。自分はこういったことにはそんなに興味はなかったのですが、ここ最近、以前とくらべて格段に生きやすくなったのは、そもそものプラットフォームが変わったのかもなぁと感じるようにもなりました。こういったことに依存するわけではなく、なにか眼に見えないものもあるんだろうなぁと頭の片隅に入れておく程度で考えています。

ただ、これは自分の感覚以外でも社会全体がこのように動き始めているといろんな場所で感じられると、多くの人も現実的な話として実感するのではないでしょうか?ただ、同様にこういった話には注意も必要だと感じていて、このような「風の時代」では、表面的な言葉や流行に流されず、真の「知性」を追及することが求められます。信頼できる情報源からの知識を自分でしっかりと見極めて、多様な視点を受け入れ、それらと共に生きることの大切さが、これまで以上に重要になってくるとも考えています。

そういった意味でも私たちが考えている「風のように生きる」もまだまだ自分にしっかりと問い続けないといけないと感じてますし、より多くの人たちとの対話が必要だとも思ってます。そうして私たちのブランドが長い時間をかけてきっとできあがっていくんだろうなぁと思っています。

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今日は、私たちがつくっているコミュニティ「風の谷U2」のカルチャーである「風のように生きる」について、簡単ながらまとめてみました。あくまでも、今現段階でこういったカルチャーが自分たちにはちょうどいいかなぁと思って始めていますが、これも問い続けたり対話したりすることで新しいカタチを形成していくかも知れません。そういったことも含めて私たちは風のように生きたいと考えています。

次回は私たちが年に一度開催している「森のカフェと緑のマルシェ」というイベントについて何回かに分けてお話ししたいと思っています。いろんな意味で今の私たちの活動のメインコンテンツになりそうなお話しですのでお楽しみにお待ちください!今日のお話しが何かの役に立っていただけたら幸いです。

あなたにとっての、もうひとつの居場所に。

ユノートルでした。

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