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参加型コミュニティ

デジタルとアナログが融合するコミュニティ

こんにちは。ユノートルです。

いつも風の谷U2ラジオを聞いていただきありがとうございます。ブログの方もありがとうございます。

今回のテーマはデジタルとアナログが融合するコミュニティについてです。なんとなくなのですが、デジタルはデジタル、アナログはアナログ、コミュニティにはそういった振り分けがすごく強くあるように感じています。

自分としてはデジタルとアナログが上手く融合していくようなコミュニティをつくっていきたいと考えているのですが、果たして上手くいくのでしょうか?一緒に考察してもらえたら嬉しいです。

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自分が考えてるこの風の谷のコミュニティなのですが、やっぱり地域コミュニティというベースがあるので、基本的にアナログな地域のつながりを想像される方が多いと思います。

その考えは決して間違っているとは思っていませんが、自分は地域のつながりのあるコミュニティの中に少し距離のあるデジタルの関係性も取り入れたいと考えています。

それについては確固たる理由があるのですが、それについては後ほどしっかり語ることとして、まずはアナログのコミュニティとデジタルのコミュニティについて少し自分の考えを整理したいと思います。

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基本的にはコミュニティといえば、人と人が集まって活動するものなので、いわゆるアナログの関係性が強いものと考えられていました。地域コミュニティや会社、サークルといったものなど、コミュニティといえばまずは人が集まることで始まるようなものと考えるのがセオリーだと思います。

それに対してデジタルのコミュニティとは果たしてどういったものなのでしょうか?自分もあんまり詳しい方ではないのですが、もともとはゲームなどから始まり、最近ではSNSなどのソーシャルネットワークが発達して直接会わなくてもコミュニケーションができるようになり、インフルエンサー的な人にファンがつくようなコミュニティができたり、さらにビジネスに紐づいてくるようなオンラインサロンなどのデジタル中心のコミュニティが時代とともに形成されていくようになりました。

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で、自分がなんとなく感じてるのは、あんまりデジタルとアナログが上手く融合しているようなコミュニティがないような感覚がするのですが、果たしてどうなのでしょう?

それにはいろんな理由がもちろんあると思ってはいるのですが、そもそもその目的自体が違うんだろうなぁと感じています。人との直接な交流を必要とするアナログと、むしろ直接会わないことを良しと考えているデジタルコミュニティの目的の違い。

相手の素性がわからないから逆に楽しめるゲームやSNSの関係性だったり、ビジネスについて学ぶための時間や距離を圧縮できるオンラインサロン、それに対して地域のインフラを常に整えていくための地域コミュニティや一緒に触れ合うことの楽しさを感じるためのサークルなど、そもそもの目的の違いがあるから、無理くり融合させる必要性がなかったんだろうなぁと感じています。

それではどうして自分はデジタルとアナログを融合するコミュニティをつくりたいとおもっているのか?それについて少しお話しをしたいと思います。

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自分が考えているコミュニティのベースは何度もお話ししているように地域がベースとなっています。なのでアナログでやっていることが今のところはほとんどとなっています。

ほとんどの地域コミュニティはこのアナログで成り立っているのですが、以前のように上手くまわっている地域コミュニティが少なくなっています。それは少子化や都会への人口流出が原因で、昔はその地域だけで成り立っていた循環のモデルが成り立たなくなってきているのが現状だと思います。

では、そういったことにどのように対策したら地域コミュニティでもうまく循環するのかと問われたら、今のトレンドは関係人口を増やしましょうといった対策となっていると思います。

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関係人口とは、そこに住んでいる人という訳ではなく、たまに訪れる人、ほとんど来ないけど寄付や投資などでお金を落としてくれる人など、その地域に関係を持ってくれる人のことで、そういった関係人口を増やしましょうといった戦略が地方移住を進めていくことと合わせてとられているのが、今の地方創生のトレンドのように感じます。

デジタルでその関係人口をどう増やしていくかと言われると、有名なのがデジタル村民としての証であるNFTをお金を出して買ってもらってる山古志村などがあったり、他にも移住とセットでノマドワーカーなどを中心に増やしている地域も多くあったりして、そういったものもデジタルと関係が深かったりしています。

では、自分もそのような取り組みを考えているかというと、ん~、ちょっとまだなんとも言えないけど、なんかちょっと違うような気がするなぁと考えてます。

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すごく難しい話だと思うんですけど、自分ではデジタルでもアナログと近いようなコミュニケーションをとりたいと思っているのと、アナログでもほどよい距離をとれるような設計をしたいと考えているんです。

具体的にどうかと言われると、まだちょっと言いずらいのですが、すごーく簡単に言うと近い関係性の人とのコミュニケーションにもデジタルを使ったコミュニケーションを利用して、遠い関係(例えばたまにくるお客さんとか)にはアナログで一期一会のような接し方とか。

デジタルでつながってる遠い距離の人にも、この地の未来を真剣に考えてもらいたいし、作っていってもらいたい。そこで暮らしている人たちは彼らのアイデアや助けがあって幸せに暮らしているといった図式。自分で言っててよくわからなくなってきてますが、そういった図式をぼやっと考えています。

なので、自分の中ではデジタルとアナログが融合するコミュニティは必要だと強く感じているけど、旧来の考え方ではないゼロからフラットに考え直す必要があるように感じているとしか今は言えません。でも僕はその可能性を実は今感じ始めています。

ここ数ヶ月の間にそんな実験を行おうと企んでいます。たぶん1ヶ月もしたらその内容のことをここでお話しできると思ってます。今はこんな風にしか言えませんが、その時を心待ちにしてください。

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今日は、デジタルとアナログが融合するコミュニティについて話してみました。今言えることはこれくらいなのですが、一生懸命企画を進めていて、なんとか上手くみなさんに伝えることができる準備ができると思っています。

その実験のようなものが上手くいったら、自分たちのプロジェクトもさらに加速していくんだろうなぁと感じています。みなさんとともにそんな道を歩んでいけたらなぁと思ってます!

次回は一度話してみたいなぁーって思っていた、風のように生きるといった僕たちが考えている未来の暮らしについて一度考えてみようと思ってます!今回のお話しが何かの役に立っていただけたら幸いです。

あなたにとっての、もうひとつの居場所に。

ユノートルでした。

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