「風のように生きる」を見つける
参加型コミュニティ

僕がコミュニティをつくろうと考えている理由

こんにちは。ユノートルです。

いつも風の谷U2ラジオを聞いていただきありがとうございます。ブログの方もありがとうございます。

今回のテーマはどうしてコミュニティを作ろうと考えているのか。コミュニティはどんな可能性をもっていて、どんな未来を作ってくれるのかを僕なりの考えで伝えていけたらと思ってます。ゆっくり聴いてもらえたら嬉しいです。

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このラジオのタイトルでもある風の谷U2。これはここの場所としての名前でもありますが、コミュニティとしての名前でもあります。自分が目指しているのは場づくりでもあり、コミュニティづくりでもある風の谷U2です。

場をつくっていくことはビジネス的でもプラスであるし、僕たちの住んでいる田舎のように何にもないところには、場としての空間づくりは避けて通れない課題だと思ってます。

一方コミュニティに関しては多くの人はそんなアプローチは無理してやらなくてもいいと考えていると思います。実際多くの地域コミュニティはすでにいる人たちで場づくりというものを始めたりすることが多く、自分のようにゼロからコミュニティづくりを始める例は、もしかしたらあんまりないのかなぁと感じています。

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そんな、地域の場づくりにおいて、やや遠回りなゼロからのコミュニティづくりをどうして自分はやろうとしているのか?

それは自分がとにかく中央集権のような縦の構造に対して、まったくフラットな状態の横の構造、いわゆる分散型の社会のシステムの可能性について考えているからです。

この世の中はまったくの縦社会とは思ってはおらず、人類は時間をかけてゆっくりと多くの人が平等な世界を作っているはずだと思っています。人間という生物には本能だけではない、考えると言う能力があるのだから。

ただ、こと資本主義やお金の仕組みについては、競争や権力を生み出しやすいシステムだと感じていて、人間が本能として生存していくためのシステムとしてお金や資本主義を使用する限りにおいては、どうしても格差を作らざるを得ないと感じています。

私たちはそれでもなお、お金や資本主義を完全なるシステムとして使用しつづけるべきなのでしょうか?
自分はこのことについては全く答えを出せていません。

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自分は会社経営においての経営者としての経験があります。創業者でもあるのでゼロから作り上げた自分の会社です。そしてその会社を倒産させた経験もあります。

その時に感じたお金や社会の怖さのようなものは、言葉であらわすことはとても難しく、底のみえないとても深い海の真ん中にいてそのまま吸い込まれていくような、そんなゾッとする深淵にいるような感覚すらありました。

たまたま自分はその深淵から這い上がることが出来たのですが、私たちが暮らしている暖かなこの世界のすぐそばにあのような場所があるのだとしたら、そうではない世界の方がいいに決まってる。
それが自分が全く答えを見出せないまま、それでもなお探し求めていこうと考えてる大きな理由です。

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少し怖い話をしてしまいましたが、多くの人にとって真面目に生きていったらあまり出会わないであろうとも思っています。

ただ、本当にこのままで大丈夫なの?格差は開き続けてしまわないの?これは本当に幸せな社会なの?といった疑問が僕には強くあります。自分が会社経営の時に感じた、いろんなことにはきっと深い意味があったはずだとも感じています。

だから少し考えてみようと思いました。自分の人生をちょっと実験台にして、もしかしたらもうひとつの世界の可能性があるんじゃないかという実証実験をしてみようと。
あくまでも自分が経験したものに対する答え合わせのようなものなので、いわゆる資本主義、お金と会社についての新しい考え方。
それが「もうひとつ」を用意していくという考えです。

全て完璧なものなどこの世には存在しません。支えあったりバランスをとりあったりすることで、この世の中は動いているはずです。だから自分が経験した経済というものの可能性についての「もうひとつ」を用意してみようと。
それが資本主義経済に対しての循環社会であり、お金に対してのトークンであり、会社に対してのコミュニティなのです。

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そう、僕にとってコミュニティをなぜ作ろうとしているかは、会社経営のつづきなのです。

会社経営を諦めたはずだったのですが、あれやこれやといろんなことをやっているうちに、仲間とともに歩んでいくという道を再び歩もうと考え始めていました。会社をつくることは二度とないだろうなぁという考えは今でもはっきりとあるのですが、仲間と何かをやっていきたいという思いは結局消えなかったような気がします。

それが会社ではなくコミュニティというものだったら、あの時にできなかった続きを始められるかも知れないと感じ始めているんだと思います。
僕はあの時の続きをまだやりたいんだろうなぁ。諦めたはずなのに諦めてないのかなぁ。いや、僕がやっていた会社経営自体も物語の序章に過ぎず、このコミュニティづくりに続いているのかも知れません。もしかしたら物語すらまだ始まっていなかったのかも知れません。

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今日は、僕がどうしてコミュニティづくりを始めようとしているかを話させていただきました。本当はコミュニティがいかに未来に可能性があるものなのかを話したかったのですが、自分の気持ちを伝えるのに長くなってしまいました。

次回では会社の新しい可能性がどうしてコミュニティなのか、について話ができればと思います。このブログやラジオが少しでもお役に立てれば幸いです。

あなたにとっての、もうひとつの居場所に。

ユノートルでした。

stand.fm
僕がコミュニティをつくろうと考えている理由 - 風の谷U2ラジオ | stand.fm 今回はどうして僕がコミュニティをつくりたいと思っているかについてお話ししたいと思います。
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