「みなさんにはそれぞれの物語があると思いますが、今回はまずは父に奪われたトークンを取り戻したいと思います。」
ユノートルはそう話し始め、冒険のストーリーについて説明を始めた。
「おそらく父はトークンを、カガクの都市の中で使おうと考えていると思います。トークンが使われてしまう前に私はそれを取り戻そうと考えています。」
「カガクの都市はバリアが張られていて全く近づけません。なのでノマさんとトーヤの魔法で一瞬だけバリアを解除してもらいます。その一瞬の隙にエムさんの幻影の力を使って、僕とゾコさんとエムさんで都市の内部にまで侵入します。後は僕が父からトークンを取り戻してきます。ゾコさんはエムさんを守ってあげてください。」
トークンを取り戻す作戦についてユノートルはそう説明した。
「バリアを解除する魔法はどうしたらいいんですか?」
ノマはユノートルにそう問いかけた。
「バリアは広範囲の衝撃を受けると一瞬だけリセットされます。そのためバリアは二重構造でつくられています。最初の攻撃をトーヤが、その後内側のバリアへの攻撃をノマさんにお願いします。同時にバリアがない状態がないので二人の息があってないとうまくいきません。」
「中に入ったらエムさんとゾコさんでバリアの装置を破壊してください。トークンを取り戻してみんなで風の谷にもどりましょう!」
超ポジティブシンキングだなぁと3人はユノートルの作戦を不安に思って聞いていたが、ここで過ごした日々はなぜか不思議にいろんなことを前向きに捉えられるようになって、まーなんとかなるかとみんな思うようになっていた。
「シニゾコさん、これどうじょ!」
パンダが近づいてきて美しく磨かれた剣を渡した。
「ぼくのともだちの剣職人のマスコットさんが作ってくれました。シニゾコさん、使ってくだしゃい!」
風の谷にはいろんなキャラクターがいるなぁと、シニゾコは微笑みながら受け取った。
「パンダさん、ありがとう!これでエムさんをちゃんと守るようにするから!」
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「ノマさん、バリアに攻撃した後に向こうから防衛のための攻撃がしばらく続いてきます。トーヤと一緒になんとか魔法をつかって防いでいてください。僕たちが中から機能を停止するまで頑張って風の谷を守っていてください。」
ユノートルはそう言って3人で街に向かっていった。
「トーヤ、Liveの始まりだぞ!派手にぶちかまそうぜ!」
ノマはそう言って、あの時の夢の続きを始めるかのようにトーヤと会場に向かった。